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むちうち | さこだ整骨院|足立区西新井大師駅3分|腰痛・交通事故治療

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むちうち

2022.10.13 | Category: 首の症状

むちうち

 

頚部の骨が強い衝撃で

ムチのようにしなり

打ちつけるように

組織を痛めてしまう症状を

「むちうち」と呼ばれています。

一般的に交通事故の追突されて受傷が多いですね。

ジェットコースターの衝撃ドドンパ

 

高いところからジャンプした着地

 

いきなり体当たりされて

 

ロックバンドのライブで首を振って

 

スノボーで転倒

 

パッと思いつくのでこんな感じです。

 

 

痛める組織によって分類されます。

 

いわゆる「むちうち」

①頚椎捻挫型

②神経根症状型

 

格闘技、ラグビーなどで頭から落下した場合が多い

③脊髄症状型

④バレー・リュー症状型

 

 

①頚椎捻挫型

むち打ち症のほとんど8割以上がこれになります。

最も一般的な状態であり

症状は、頚部の痛みになります。

頚部痛を起こすのは

筋・筋膜

椎間関節

椎間板

 

②神経根症状型

手のしびれや筋力低下といった

神経に異常が起きる神経根症状型

頚椎の変形によって椎間孔が狭くなり

その間を通過する神経根が圧迫されることで

神経根症状が誘発されます。

事故の外力によって

椎間関節や神経根に炎症がある場合は

頚部痛も同時にあるため

頚椎捻挫型への対応も必要となります。

症状が緩和するまで

炎症が落ち着くまでは

安静を保つことが大切です。

 

③脊髄損傷型

いわゆる脊髄損傷の状態であり

重症な「むちうち」になります。

障害した頚部より下位の神経に

障害(中枢性麻痺)が起こるようになります。

中枢性麻痺の場合は筋緊張が起きるため

歩行時に足関節が張る(底屈する)などして

歩行障害が現れます。

尿や便が出にくいといった

膀胱直腸障害が起こっている場合

できるだけ早く病院での手術が必要となります。

症状が落ちつくまで絶対安静が必要であり

病院への入院を必要とします。

④バレー・リュー症状型

後頸部交感神経(自律神経)が損傷することで

起こるのがバレー・リュー症状型で

別名「後頚部交感神経症候群」とも呼ばれます。

自律神経が障害を受けるため

めまいや耳鳴り

難聴

目のかすみ

眼精疲労

頭痛や吐き気

睡眠障害

全身の怠惰感などが起こります。

神経根症状型と併発する場合が多く

その場合は上記の症状に加えて

知覚障害や筋力低下を訴えることになります。

自律神経に刺激が加わることで

症状が増悪するため

症状が緩和するまで、頚部の安静が必要です。

 

頚部は、とても大事な神経が

通る場所ですので

痛めた際には正しい判断が大切です。

 

身体がおかしいなと思ったら

まず、1番に安静です。

 

吐き気、頭痛、めまい

一度、病院で検査をすすめます。

 

もし、おしっこ、うんちが出ないとなったら

早めに救急で病院に連絡してください。

 

「むちうち」といっても

軽症から重症と幅が広いので

症状に合わせた対応が必要です。