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四十肩 五十肩 | さこだ整骨院|足立区西新井大師駅3分|腰痛・交通事故治療

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四十肩 五十肩

2022.09.10 | Category: 肩の症状

四十肩、五十肩

整形外科、整骨院で「四十肩、五十肩ですねー」

っと言われると

みなさん「そうかー」と納得しがちですが

本当の症状名は「肩関節周囲炎」です。

肩の周囲が炎症出てます。って名前です。

すごいフワフワしてますね。

早く治る四十肩

長くずっと治らない四十肩

そもそも原因が違います。

 

分類すると

「筋肉の問題」

上腕二頭筋長頭

(肩関節腱板)

棘上筋

棘下筋

肩甲下筋

小円筋

大胸筋鎖骨部

小胸筋

烏口腕筋 烏口上腕筋

大円筋

広背筋

上腕三頭筋

三角筋

「烏口上腕靭帯の炎症」

「肩峰下滑液包の炎症」

「関節唇の損傷」

「関節包の凍結」

「石灰沈着(カルシウム沈着)」

「肩甲骨、鎖骨の位置」

「肩甲骨、鎖骨の運動(肩甲上腕リズム)」

「脊柱の生理的弯曲」

これだけ原因が分類できます。

 

原因が複合的になっている事もよくみられます。

 

・筋肉が縮こまってる。

・筋肉が働いていない。

・肩甲骨が上手く動いていない。

こんな状態でしたら、だいたい1回で改善されます。

 

・筋肉、腱が痛めて炎症している。

・肩の運動が上手くできずに、肩峰下滑液包に炎症。

これらは、炎症が落ち着けば、比較的早めに改善。

 

関節包に付着する筋肉(肩関節腱板)、腱を

痛めている状態で無理をしたり長期間、動かさないでいると

関節包に肥厚、癒着が起きる「凍結肩」

 

腱に石灰が溜まり、腱が骨のようになる「石灰カルシウム沈着」

 

「筋肉、腱の断裂」

特に上腕二頭筋長頭、棘上筋が多いです。

 

「関節唇の損傷」

 

 

・凍結肩

・石灰化

・筋腱断裂

・関節唇損傷

この4つは長い期間かかるタイプの四十肩です。

 

 

施術する先生が、原因を理解して

「四十肩です。」なのか

バンザイできないから、とりあえず

「四十肩です。」なのか

ここに大きな差があります。

 

理解しないでモミモミしている先生だと

地図を持たずに冒険しているようなもんです🐼

 

どの四十肩、五十肩でも

正しい肩甲骨と上腕骨の運動を

するために

正しい肩甲骨、鎖骨の位置に

するために

正しい背骨の姿勢、可動性に

するために

正しい骨盤の位置、可動性に

するために

正しい下肢の運動連鎖が必要。

 

本当の原因が下肢にあった場合

肩に触らずに足で肩が改善する事もあります。

もちろん肩に原因があれば

肩も触らないと改善できませんが

お電話で「四十肩も一回で改善できますか?」

と聞かれた時に、

どの状態を患者さんが

四十肩と認識されてるかで変わるので

返答に困る時があります🐼💦

 

自分の考えでは、

「関節包の凍結」

「棘上筋、上腕二頭筋長頭の石灰化」

この状態は1回は無理です。

無理に1回で改善しようとすると

とっても炎症でます。

 

「筋、腱断裂」

「関節唇損傷」

は、外科的に手術しないと無理です。

ただ病院で断裂と言われても

それが部分断裂で連続性が保たれていれば

改善できる可能性もあります。

 

四十肩、五十肩とぎっくり腰

は、名称だけがとても有名になってしまい

 

「四十肩です。」

「ぎっくり腰です。」

 

「あーそうなんですね💦

原因がフワフワに理解されがちです。

施術している先生がどこまで理解できるかが大事です🐼