肩関節腱板断裂
肩関節腱板断裂
肩関節腱板
①棘上筋
②棘下筋
③肩甲下筋
④大円筋
この4つが肩関節を支える。
いわゆる
肩のインナーマッスルです。
肩関節腱板
ローテーターカフ
という名前です。
断裂しやすいのは
圧倒的に棘上筋です。
ほぼほぼ棘上筋ばかりです。
棘下筋、肩甲下筋は
たまにありえるかな
小円筋は、ほぼないです。
腕を横からバンザイする時に
棘上筋が、1番最初に働く筋肉です。
1番手、棘上筋 約20度まで
2番手、三角筋 約90度まで
3番手、僧帽筋 約180度まで
棘上筋が働く前に
三角筋が働くと
上腕骨に外転の力が発生せずに
真上に挙上してしまいます。
棘上筋がプレスされて痛めます。
筋肉のスイッチが入る順番がズレると
肩甲骨の肩峰と上腕骨の間で
棘上筋や上腕二頭筋の長頭を
挟み込んで痛めます。
これがインピンジメント症候群です。
英語だとややこしいですが
日本語で言うと挟み込み症候群です。
病院で棘上筋の断裂と言われても
完全断裂なのか部分断裂かで
だいぶ違います。
棘上筋が完全に断裂してしまうと
手をブランと下げた状態から
横からバンザイが
できなくなります。
しかし、20度を超えると
三角筋を使って外転できます。
完全断裂は、手術しないと
改善できないですが
部分断裂なら手術なしでも
改善の見込みありです。
「腱板断裂ですね」と言われ
手術をすすめられ
困ってしまったら
一度、さこだ整骨院へご相談ください🐼