腱鞘炎 ドケルバン病
親指を広げると手首の親指側に2本の腱が浮かび上がります。
ドケルバン病はその親指側の短母指伸筋腱と長母指外転筋が
手首の背側で生じる腱鞘炎です。
腱鞘とは腱を通すトンネルで腱の浮き上がりを抑える役割を持ち
腱鞘と腱の間に炎症が起きた状態を腱鞘炎と呼びます。
症状として、患部に疼痛や腫脹が出現し
手指の動かしづらさが認められます。
腱鞘炎の原因は手を過剰に使用することにあるため
キーボードを打つプログラマーやピアニスト
漫画家などの職業に多くみられます。
また、出産、育児中の女性ホルモンが不安定な時期に好発し
ほとんどの腱鞘炎は最初は腕のだるさといった自覚症状から始まります。
その危険信号を無視して作業を続けることにより
痛みが発生して難治性の腱鞘炎に移行していきます。
正しい身体の使い方や
原因になっている筋肉を的確にアプローチすることで
長く続く腱鞘炎も痛みが改善することもよくあります!
腱鞘炎でお困りの方お待ちしております。