腰部分離症
腰部分離症
腰椎分離症とは、
腰椎と腰椎のつなぎ目の疲労骨折が
原因です。ほとんど第4腰椎、5腰椎に起きます。
最初は、ヒビが入った状態ですが
さらに負担が加わった場合は
腰椎が完全に骨折して分離します。
分離部を放置したままにしていると
二度と元には戻りません。
訴えとしては、激痛ではなく鈍痛である場合が多いです。
発症年齢のほとんどは
中学生から高校生ですが
激しいスポーツをしていると
20歳以上でも発生する場合があります。
基本的には使いすぎ、オーバーユースであり
身体の正しくない姿勢、使い方によって
椎間関節に負担の加わる反る、捻る、横に曲げるを
くりかえすことで受傷します。
スポーツ活動をしていないにも関わらず
生まれつき、座り方、悪い姿勢で
分離症を発症する子供も多くいます。
激しくスポーツしている学生で
安静ができずに分離を進行させる事が多いです。
分離自体は、炎症が落ち着けば
あまり問題ないですが
腰を捻ったり、反ったりする力で
分離した腰椎が滑ってしまうと
「すべり症」です。
すべり症は、痺れ、麻痺など神経症状が
出てくる可能性がある為
正しい姿勢
正しい身体の使い方
で予防する事が大切です。